キシロカインは塗布タイプの早漏改善薬

キシロカインは塗布タイプの早漏改善薬 キシロカイン

リドカインは、商品名「キシロカイン」の主な成分であり当初はアストラゼネカから販売されていましたが、現在ではアスペン社が製造・販売が行われています。

当初、局所麻酔薬として1948年から販売がスタートし、70年近い販売実績からいろいろな治療薬への応用がなされています。
また、不整脈や早漏と言った疾患に対する治療薬への適応拡大もなされています。

この記事では、キシロカイン(主成分であるリドカイン)について、早漏に対する作用機序や効果を中心に説明し、その他にも用法や用量、注意点、薬の入手方法などを解説していきます。

リドカインの入手方法

リドカインは当初、手術時の局所部位への麻酔薬として利用され、70年以上使われてきた過程で、いろいろな疾患に対する適応が拡大してきました。
その応用例として、早漏症に対する治療薬が知られています。

リドカイン成分を含む商品「キシロカイン」は、局所部位の麻酔薬であるため一般の人は入手することができません。
また、早漏の防止薬としては、日本でまだ未承認であるため、医療機関や薬局、ドラックストアなど国内では販売されていません。

しかしながら、海外では、リドカインジェネリック品があり、多くの種類や形状で、海外の通信販売を通じて手に入れることが可能です。
以下にリドカインにおける早漏に対する防止薬としての形状や薬理作用、使用の仕方などを解説して行きます。

リドカインの剤型

形状には、いろいろなタイプがあり、注射剤やスプレータイプ、また液体のタイプ、さらにはクリーム状のタイプなどがあります。
日本の国内では、手術用の局所部位への麻酔薬として利用されおり、早漏の防止薬では販売が行われていないため、医療機関から入手することは困難です。

しかし、海外では、いろいろな種類のジェネリック品が販売されているため、海外から、個人輸入の代行業者を通じて、薬を手に入れることが出来ます。
先発医薬品であるキシロカインとは別に、ジェネリック品としていろいろな形状があり、早漏の防止薬では、スプレー状のタイプやローション状のタイプがよく利用されます。

ジェネリック品の中には、キシロカインと違い、メントールの成分が混合されている薬もあるため塗布すると気持ちのよい爽快感が得られる商品などがあります。
利用しやすいことや、効果の持続するように、いろいろな成分や添加物が複合されている商品がみられます。

有効成分リドカインの薬理作用

早漏の原因の1つには陰茎への刺激があり、包茎の方は普段から亀頭への刺激が伝わりにくく、物理的な刺激に弱い傾向がみられます。

キシロカインの主な成分であるリドカインは、局所麻酔の作用があり、沢山のジェネリック品にも含まれています。
そのことから、陰茎にリドカインを塗布することによって、陰茎へ緩やかな麻酔効果が起こり、挿入時の陰茎への刺激を鈍くさせることによって早漏予防に役立ちます。

麻酔薬に使われるリドカインは、注射によって局所へ投与されます。
この時、注射により早漏防止薬を使用した場合、注射による痛みや炎症、感染症などのリスクが高まります。

一方で塗布するタイプの治療薬を利用すれば、皮膚から吸収され麻酔の作用が効率的に得られます。
塗布するタイプのリドカインは、陰茎に直接塗ることが可能で、身体的な痛みや副作用が低く、痛みや刺激を伝達する神経細胞において、ナトリウムチャネルに働き、その効果を高めます。

リドカインがナトリウムチャネルに働くと、痛みや物理的な刺激といった神経伝達が緩和し、性行為における触覚や感覚、刺激といった神経伝達が鈍化するために、早漏に効果的だと考えられています。

リドカインの用法

日本では、キシロカインの利用は、局所部位による麻酔薬であり、医療用の医薬品になります。

早漏の防止薬としては、販売されていませんので、国内で入手することは困難です。
しかし、キシロカインを主成分とするリドカインが配合されたジェネリック品は、早漏の防止薬として海外の通販業者を通じて購入することが可能です。
いろいろな種類のジェネリック品が見つかりますので、以下に一般的な用法について解説しましょう。

まず、スプレー状のタイプは、1~3回分くらいの用量で簡単に陰茎へ噴射することで使用しやすい薬です。
性行為に及ぶ30分前くらいにスプレーすることで効果が実感できるようですが、時間が経つと段々と効果が弱くなっていきます。

他の製品では、薬の作用が強いために、シャワーなどで洗い流すタイプの薬剤が知られています。
そのままで使用すると女性の膣内で薬効成分が溶け出し、パートナー側の性的な刺激が減少することがあるようです。
そのため、洗い流さない場合は、コンドームを使用するなどの措置が必要になります。

キシロカインを直接早漏の防止薬として利用する場合は、本来の用法とは違いますので用量に気をつけることや、リドカインが高濃度のため、初回の使用時には少量から始めることが大切になります。

キシロカインの開発から販売まで

キシロカインは、アストラAB社(現アストラゼネカ)から、1948年に局所部位への麻酔薬として販売が開始された後、70年以上も利用さている実績のある医薬品になります。

主な成分になるリドカインは、スウェーデンの化学者であるニルス・ロフグレンと、ベングト・ルンドベリらの手によって、1942年に開発されました。

リドカインが開発される以前には、「プロカイン」という麻酔薬が利用されていましたが、重度なアナフィラキシーなどのアレルギー反応の副作用が起こり、また、効果がみられるまでの時間を要するため、利用しにくい麻酔薬でした。

リドカインは、短期間に効果が現れ、かつ安全性の優れた麻酔薬であったことから、1943年に特許が申請され、1948年に特許の取得、その後、アストラゼネカ社に権利が譲渡されていきました。
その後、臨床試験によってリドカインの有効性を評価し、1948年に販売が開始されていました。

2017年になりキシロカインを配合する医薬品の一部をアスペン社に譲渡し、現在では、リドカインを含む医薬品やジェネリック品が多く流通しています。